xorg-server 1.16 が使用可能になりました

新しいバージョンでは以下の変更があります:

  • X は systemd-logind によってルートレスになり、ログインするのに使ったのと同じ仮想ターミナルから起動しなくてはならなくなり、stderr をリダイレクトするとルートレスログインは破壊されます。Xorg.wrap 設定ファイルを使うことで昔のままのルート実行に戻すことができます (man xorg.wrap)。ログインマネージャ (gdm, kdm, ...) による X 起動ではルートレスアクセスはまだ出来ないので注意してください。

  • デフォルトの設定ファイルは /usr/share/X11/xorg.conf.d に入ることになりました。ホストの設定は /etc/X11/xorg.conf.d/ ディレクトリのままです。/etc/X11/xorg.conf.d 内の 10-evdev.conf と 10-quirks.conf ファイルには名前の末尾に .pacsave が付くことがあり、設定が壊れる可能性があります。そのときは .pacsave の部分を削除するように名前を変更してください。

  • glamor によるレンダリング支援が改善し、glamor-egl パッケージは廃止されました。

  • 新しいパッケージ xorg-server-xwayland によって wayland セッションの中で X アプリケーションを動作させることができます。

  • xf86-video-intel パッケージは複数のレンダリングバグが存在するため dri3 サポートを提供しないようにしました。