mariadb 10.4.6-1 もしくはそれ以降への更新は設定ファイルの配置が上流の推奨に従うよう変更されます。
メイン設定ファイルは /etc/mysql/my.cnf
から /etc/my.cnf
に変更されます (ディレクトリ /etc/mysql/my.cnf.d/
も /etc/my.cnf.d/
に変更されます)。 設定ファイルを移動させて対応してください。
(mariadb@foo.service
のような) インスタンス化されたサービスは (/etc/mysql/myfoo.cnf
のような形で) 設定ファイルが分割できなくなります。代わりにサービス毎の設定をグループ接尾辞をつけてブロック化し、メイン設定ファイルに追加してください。ブロックは以下のように記載します:
[mysqld.foo]
datadir = /var/lib/mysql-foo
socket = /run/mysqld/mysqld-foo.sock
...
mariadb のメジャーアップデートと同様、データディレクトリの更新も必要です。設定ファイルを配置したら、以下のコマンドを実行してください:
systemctl restart mariadb.service && mariadb-upgrade -u root -p